拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2014-10-27から1日間の記事一覧

『憂鬱なる党派』は(私には)面白い

いま、院の授業でゆっくり読んでいる(Eliot, "Ash Wednesday"なんかが引用されているのだった)、原爆文学という枠で(も)論じられる高橋和巳の『憂鬱なる党派』(1965年)は、広島で被爆した主人公の西村が(一応伏せてあるが)京都大学で英文学を研…