拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

Two Against Nature

週末は札幌で買書三昧。ついでにSantana, Supernatural (1999)とSteely Dan, Two Against Nature (1999)、他にダンの昔のアルバムのデジタル・リマスター版を数枚購入した。
Supernaturalはふつうのロックアルバムであり、それ以上ではない。わざわざ買う必要なし。例の'Smooth'、ほんとに桑田の新曲ですね。これが売れるっていうんだから、サザンは西海岸限定でアルバムを出せば売れるのではないか?
Two Against Natureは、Ajaが好きな人なら買って後悔しないはず。一曲目、'Gasliting Abbie'は、Gauchoの'My Rival'にAjaの'Peg'のベースラインを加えたような佳曲。その他にも聴くべき曲はあり、Deep Purpleの復活みたいな悲惨さは皆無。あのオッサン二人組はやはり大したものだ。ただ、最後の'West of Hollywood'のサックスソロだけは長すぎて、聴いててキレそうになる。
ところで、クレジットを見て気がついたのだけれど、"produced by Walter Becker and Donald Fagen"とある。これ、かつてのダンならば"all songs written and arranged by Donald Fagen and Water Becker, produced by Gary Katz"だったのだ。そういえば、Ajaのメイキング・ヴィデオもベッカーが非常に雄弁で、フェイゲンはむしろ脇役的だった。二人の力関係の逆転?単にアルファベット順という気もするが。

Two Against Nature

Two Against Nature

札幌の丸善で、近代ナショナリズム国語学をあつかった本を買った。このテーマは最近では珍しくもないが(安田敏明、イ・ヨンスクの仕事を参照せよ)、しかし岡倉由三郎について四ページも割いて論じてあり、早速購入。今週中にでも読み切り、読書メモをアップする予定。いや、本を買いすぎ、あまりに重くなり、宅急便で送ったので、手元に現物がないんです。

Sony Datadiscmanを購入。リーダース+プラスを卓上でさくさく使うためである。*1

*1:Datadiscmanは全然使い物にならなかった。[2006/07/12]