拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

特定秘密保護法案の成立について思うこと

まとまりもつかぬ文章をまた書きます。すいません。
残念ながら、この希代の悪法が参院を通ってしまいました。
http://www.asahi.com/articles/TKY201312060265.html?ref=com_top6_1st
12月3日の「学者の会」記者会見でも「長い闘いになる」「だからこそ参院を通過させてはいけない」という発言がありましたが、実際に通過してしまったからには「長い闘い」をするしかない。
英米文学者が直接闘う場面とは?「文化」とか「文学」とか「教養」の名の下に、正当な異議申し立てを「文化的ではない」と封殺する動きに、粘り強く抵抗することでしょうか。まだぼーっとしていて具体的な局面を想像できませんが、たとえば大変「道徳」的で「文化」的な英語教科書が出てきたら、きっちり精読して批判するとか?
こんなことをつらつら書いていると、どうしても「中野好夫」のことを考えてしまいます。