新学期の授業のネタ
3年前位だったか、春期(筑波大学も今は2学期制になっています)の授業で、私が学生と一緒に読みたいという著作を一緒に読んで議論するという授業をやっている。4月からのその授業のリイーディング・リストには以下の著作が含まれる(予定)。予定、なのは、受講予定の学生の希望も聞いてリストを決めるから。
(1)
〈群島〉の歴史社会学―小笠原諸島・硫黄島、日本・アメリカ、そして太平洋世界 (現代社会学ライブラリー 12)
- 作者: 石原俊
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2013/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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村上春樹とポストモダン・ジャパン: グローバル化の文化と文学
- 作者: 三浦玲一
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2014/03/19
- メディア: 単行本
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「世界内戦」とわずかな希望〜伊藤計劃・SF・現代文学 (TH Series ADVANCED)
- 作者: 岡和田晃
- 出版社/メーカー: 書苑新社
- 発売日: 2013/11/06
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- 作者: コンラッド,Joseph Conrad,中島賢二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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しかしこうならべてみると、(1)とからめてジャック・ロンドンのJohn Barleycorn (1913)ーーアルコール中毒者としての自伝、としてではなく、小笠原をも含めた太平洋の放浪者物語としてーーも読みたいような気もする。