拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

台湾出張(23日、於:台湾国立政治大学)

今回は22日台湾入国、23日は午前9時午後6時の「フォーラム」、24日出国(深夜バスで筑波大学まで戻った)という強行軍、台湾の友人のみなさんとはお会いするのは諦めてーーみなさんすいませんーー、参加校(高麗大学、政治大学、北京外国語大学、筑波大学)の先生方や院生たちと一緒におりました。今度はゆっくり遊びに行きたいなあと思うわけですが、これがなかなか…。
今回のイベントは「2015年若手研究者の合同研究フォーラム」というもので、当初は若手の院生の発表の場だったのですが、最近は私のような「先生」の立場の人たちも発表するようになっておりまして、私もがんばって福原麟太郎佐多稲子(の原爆表象の困難さ)について話をしてきました。それはいずれどこかで論文としてまとめます。
筑波大学以外の院生諸君の発表としては、高麗大学の院生さんで「震災後文学」「京城帝国大学校友会雑誌『清涼』」というテーマのお二人の研究発表が興味深いものでした。前者はこれからも作品がたくさん出てくるだろうから研究はなかなか大変だろうと思うわけですが、ぜひよい補助線を見つけて欲しいと感じたのでした。後者も同様。頑張って欲しいものです。(続く?)