拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

夏休みの宿題(4)

日本の原爆文学〈15〉評論/エッセイ (1983年)

日本の原爆文学〈15〉評論/エッセイ (1983年)

第15巻、「評論/エッセイ」のアンソロジーをざっと読み。山田かん(「被爆後三十年の体系」)、中里喜昭(「表現活動にみる長崎の被爆意識」)、鎌田定夫(「長崎の怒りと祈り」)が、長崎の平和祈念像や福田須磨子の詩を取り上げていたり、後藤みな子や井上光晴の作品に触れていたりして、やはりこれらは重要な問題なのだと再確認したのでした。