『フェミニズムが問う仏教』
来月四日からの授業で使う教材を物色しに、池袋のジュンク堂に行ってきた。結局、期待していた書籍はあまりなかった。しょうがないので、適当に本棚を見ていると、源淳子『フェミニズムが問う仏教――強権に収奪された自然と母性』(三一書房、1997)を発見した。以前から読もうと思っていた本だったので、早速購入し、帰りのバスの中で読み始めた。
- 作者: 源淳子
- 出版社/メーカー: 三一書房
- 発売日: 1997/07
- メディア: 単行本
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実証的研究の裏付けは十分ではない。文章は洗練されていない。闘争的な書物に付き物の臭みもある。それでも、こういう果敢な批判の書があるということは覚えておくべきである。中沢新一の本ばかりを読んでいてはいけない。
大越愛子・源淳子・山下明子『性差別する仏教――フェミニズムからの告発』(法藏館、1990; 1994)も購入した。
- 作者: 大越愛子,山下明子,源淳子
- 出版社/メーカー: 法蔵館
- 発売日: 1990/03/01
- メディア: 単行本
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