拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「サバイバルする気力?気合いでつかむしかない!」(岩尾龍太郎)

来週の授業のために読み直しているのがこの本。江戸時代のロビンソン―七つの漂流譚 (新潮文庫)作者: 岩尾龍太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/09/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る正確な引用ではないので…

「核批評再考」

風邪でひどい目にあった一週間でした。まだのどはダメです…。 すでに年末に届いていた、日本英文学会の『英文学研究』第89巻(2012年12月)には、一谷智子氏(広島修道大学)の論文「核批評再考―Araki YasusadaのDoubled Flowering」が掲載されているのです…

のどがつぶれたっぽい、博論3本

先週からヤバかったのだが、今朝目覚めたらのどがとても痛い。学校行く前に医者いっておいた方が良さそうだな・・・。 1月12日と14日は、合計三本の博士論文の審査に関わったのだが、どれも充実したもので、12日のは留学生による魯迅・周作人兄弟による日…

『文学のマニフェスト』

ご恵贈いただきました。ずいぶん前にいただいたのですが、ブログを書く暇もなく。情けないことです。文学研究のマニフェスト ??ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門作者: 三浦玲一,遠藤不比人,越智博美,大田信良,河野真太郎,中井亜佐子,中山徹出版社/メ…

『原爆文学研究』11号に論文が掲載されました

昨年の春から夏にかけての仕事です。タイトルは「核時代の『英語青年』―「広島」「長崎」「原子爆弾」関連記事リスト(一九四五〜五二年)」。例によって根性と馬力だけの研究[ノート」といった方がよいと思います。福原麟太郎論を書くためのノート、という…

エーコ『前日島』上下

前日島(上) (文春文庫)作者: ウンベルト・エーコ,藤村昌昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/11/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る前日島(下) (文春文庫)作者: ウンベルト・エーコ,藤村昌昭出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/11…

『フクシマを歩いて』

フクシマを歩いて作者: 徐 京植出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/03/23メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る新年初の読書。いろいろ思うことはありますが、一番強く感じたのは、敏感で傷つき安い人(私がそうだという…