拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2ch関連スマトラ沖大地震情報まとめサイト

2chをさまよう前に、↓をどうぞ。 http://perape.sakura.ne.jp/memo/001/1226_tsunami.htm 2ch以外のサイトも押さえてあるマメなサイト。 スリランカはウチの大学からも向こうからも人の行き来があるし、JICAとも繋がりがある。 膨大な方々が落命し…

やはりBBC

インドや東南アジアはやはりBBCが強い。 http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4128951.stm ビデオもサクサク視聴できる。 相当強力なサーバーなのだな。

北風史『北物語』(太田出版、2004年)を強力に推薦する

本書を再読する。 すぐに付箋紙だらけになってしまった。 Vシネ、特に哀川翔に猛烈に傾倒している1962年生まれのライター(私よりちょっと先輩だ)が、「この二年間というもの本書にかかりっきりで、北海道についての、自身の歴史観、地理観、理想像を…

渡辺香津美萌え

先週だったか、若手民謡歌手と渡辺香津美のセッションをNHKBSで観てしまって、久しぶりに香津美を聴きたくなった。 というわけで、Better Days時代(1977〜81年)のDVDボックスを買ってしまった。なんでも_Kylin_とか_To Chi Ka_がデジタルリ…

〈私〉のhistories

来年は「北海道」ネタでかなりの作品が出てきそうだ。 2004年末に池澤夏樹『静かな大地』が親鸞賞を受賞し、2005年1月に『北の零年』が公開されるのがきっかけになるような予感。 飛行機ヲタ&仮想軍記モノの鳴海章@帯広も北海道モノに取り組んで…

Web読書北海道HP

http://www.dokusho.co.jp/index.html 映画『北の零年』の公開もあるし、ボチボチ「シャモ文学」(仮)のブログでも立ち上げようかと思う今日このごろ。 とりあえずWeb読書北海道は要チェック。というか、私の北海道関係読書のネタの多くはこのHPから得…

池澤夏樹『静かな大地』、親鸞賞受賞

「作家になった以上、いつかは書かなければいけなかった。祖先の遺産であり、家宝でもある」。第3回親鸞賞(本願寺維持財団主催)の授賞式が18日、京都市の東山浄苑であり、作家の池澤夏樹さんが受賞作『静かな大地』(朝日新聞社刊)についてこう語った…

2004年総括

ということで、ほっと一息。 今年はいろいろありました。 Good News: ☆博士号ゲット Bad News: ☆心労でぶっ倒れたこと 以上に尽きるなあ。来年はどうするか。 ◎博士論文を本にする ○英文学(かっこなし)で論文を一本書く(たぶんThe Secret Agent) △中野好…

10・19の映像はお蔵入りになるのか・・・

http://www.asahi.com/national/update/1221/039.html 私は20年来のホークスファンだった(今は義理でハムひいき)だったが、その次に好きだったのがロッテ。小川よ・・・。なんぼなんでも強盗殺人はないだろ・・・。

ビル・ミルコウスキー『ジャコ・パストリアスの肖像』(リットー・ミュージック、1991年;2003年)

http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/artist_data/03331001.htm 確か昔『ベースマガジン』に連載されていた記憶があって、当然本として出たとき買って貪るように読んだ。 「ドナ・リー」の練習を始めたので、『パトレイバー』劇場版をBSで見ながら読ん…

ポール・ド・マン『美学イデオロギー』

の邦訳が平凡社から出るようだ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582702546/qid%3D1103672046/249-5275630-5444360 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/frame.cgi?page=newbooks.html 手に入るのは年明けかな。

デリダ「希望のヨーロッパ」

という講演の邦訳が読めます。生前最後のものらしいです。 http://www.diplo.jp/articles04/0411.html

久しぶりのMTV

たまたまBS観ていたらMTVの年間最優秀なんたらというのをやっていたのでだらだら観ていたのだが、いろいろなラッパーがたくさん出てきたあと、レニー・クラビッツ@ギター、アリシア・キーズ@ヴォーカル、そしてスティービー・ワンダー@キーボードの…

中野好夫&新崎盛瞭『沖縄戦後史』(岩波新書、1976年)

これだけ読んだら中野は真っ当な「平和運動家」ということになるわな。 やっぱり戦前&戦時中の仕事と東大退職の経緯をしっかりふまえておかないといけない。 今なおポール・ド・マンを読むんだったら、中野好夫を読んでもいいんじゃないか。

水野正敏演奏&解説『ジャコ・パストリアス奏法 「ドナ・リー」一曲マスター』(アトス・インターナショナル)

今までテキトーに音を拾ってテーマ部分(しかも最後のところだけ)を弾いていたので、水野さんの解説DVDと譜面を手に入れて、今仕事の休憩中に見たのだが・・・ いやー、やっぱり22歳位でこんな化け物のような演奏をしていたパストリアス、天才というよ…

中村和恵さんのエッセイ

『英語青年』が2005年を迎えることができた。慶賀すべきことだ。 さっそく中村和恵「島めぐり文学ノート(1)──南太平洋、カリブ海、日本、それから」を読む。 この人の著作や文章は大体読んでいるけれど、いいなあ。このエッセイでも、言及されている…

香山リカ『〈私〉の愛国心』(ちくま新書、2004年)

たち (講談社現代新書)" title="生きづらいたち (講談社現代新書)">生きづらいたち (講談社現代新書)作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (56件) を見るの愛国心 (ちくま新…

香山本、ざっと読了→鬱

アメリカも日本も相当重篤に「解離的」だという指摘にあまり異論はない。 それよりも、あとがきで、香山が以下のように書いていることが気になる。というか、ああこの人も、と感じた。 教育基本法が変わり、有事法制が制定され、憲法が変わろうとしている、 …

石原、香山、小樽の問題

『〈私〉の愛国心』を読んでいたら、小樽の問題が出てきてちょっと驚き、興奮した。 香山の記述を私的に適当に補いながらメモしておく。 1933年生まれの石原は、以前このブログでも紹介した佐野真一『てっぺん野郎』(講談社、2003年)でも詳細に語…

香山リカ『生きづらい〈私〉たち 心に穴があいている』(講談社現代新書、2004年)

キョウコ・イノウエ『マッカーサーの日本国憲法』(桐原書店、1994年)

自ら「戦犯」と宣言し、戦後は護憲派知識人として活躍した中野好夫、と簡単にまとめたくはない気持ちがある。徳富健次郎の「謀叛論」に関心を寄せる(晩年の)中野。そして憲法9条の「翻訳」についてもコメントした中野。 『著作集』ではなく『全集』が欲し…

北風史『北物語──“試される大地”への11通のラブレター』(太田出版、2004年)

〈北海道(イメージ)論〉の副読本として学生さんに推薦したい一冊。 北海道、どうでしょう 札幌雪まつり、小樽運河、「水曜どうでしょう」・・・だけじゃない! 芸能、スポーツ、食、歴史などなどから縦横無尽に考察し、時に物申す。 北海道の価値ある自立…

徳富健次郎著、中野好夫編『謀叛論』(岩波文庫、1976年)

さすがに存在は知っていたが、正直、今回初めて読んだ。 幸徳他12名は「志士」であるから天皇の恩赦をこそ政府は考えるべきだったのに、そうしなかった。そうしなかったから、余計に無政府主義者が増えるだろう。現に私がここでこうしゃべっている・・・と…

美空ひばり『ひばり ジャズを歌う』(1998年)

買ったCDが届いたのだが、われながらワケワカラン。

Soul Flower Union『Ghost Hits 93-96』(1996年)

宗次郎『イアイライケレ』(2002年)

ちょっとスタイル変更

してみました。

村井紀さんの和光大学の出前授業で「現代アイヌ文学」

http://www.wako.ac.jp/nyushi/demae.htm 私の職場にも来てもらえないかな。 できれば、村井さんに「現代シャモ文学」も論じてもらいたいものだ。

「君が代」ドイツ語訳が問題に

「君が代」ドイツ語訳「誤解招きかねない」 政府が見解 政府は10日、在ドイツ日本大使館のホームページに掲載されている「君が代」のドイツ語訳について、「政府見解に照らして誤解を招きかねない」との答弁書を閣議決定した。同大使館の訳文は「君主よ、…

現代アイヌ文学講義、「君が代」ドイツ語

年末も近いので、土曜日にも学校に来て、蔵書整理と掃除。