拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本英文学会関東支部第一回例会

午前中の教育部会は用事のため欠席、午後のシンポ「いま、語り(ナラティブ)の面白さを発掘する」から参加しました。パネリストのレジメはわりと近日中に支部HPに貼り付けることになるので、発表内容レポートは、割愛。&会全体の簡潔にして的確なレポート…

『太宰治のレクチュール』

太宰治のレクチュール作者: 花田俊典出版社/メーカー: 双文社出版発売日: 2001/03メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る「地方史」と文学テキストとの関係を考えようと思ってこの大著を読んでいる。 もちろん地方史<文学テクストとも地…

宿題

一昨日、昨日と、『栗山町史』(1971年、非売品)を読んでいた。1500ページなり。「鳩山神社」について何か記述があるかと読んでいたわけだが、基本的には鳩山和夫さんが経営していた鳩山農場の「部落神社」というだけのことのようだ。ただ、他にも「森神社…

夏休みの自由研究

棗椰子の木陰で―第三世界フェミニズムと文学の力作者: 岡真理出版社/メーカー: 青土社発売日: 2006/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) を見るご恵贈いただきました。ありがとうございます。 目次を見てみると、以前読…

『都市テクスト論序説』

(実際に書いているのは26日。)都市テクスト論序説作者: 田口律男出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る「拓殖のあと」プロジェクト(ってもさっぱり具体化しないわけですが)のために買…

ポストコロニアル研究会@白百合女子大

ほぼ一年ぶりにこの研究会に参加しました。 NさんのBeyond Belief論は、ものすごくおおざっぱに言うと、この紀行文の「私」が、「私」の意図のもとにさまざまな物語を統御していて、実際それはかなり強力に統御しているのだが、それが破綻している部分はある…

Richard Bona, Munia: The Tale

MUNIA-THE TALEアーティスト: RICHARD BONA出版社/メーカー: EMARC発売日: 2003/09/22メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見る23日分にいっぱい書いたので、22日の所にカキコ。 以前ボナさんの『レヴランス』をここでも紹介したのだが、今はこっちのC…

李静和さん公開講座

http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/event/school.htm 8月3日とな!私は蝦夷地にいるので参加できません。・゚・(ノД`)・゚・

Among the Believers

Among the Believers: An Islamist Journey作者: V. S. Naipaul出版社/メーカー: Picador発売日: 2003/09/19メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るこれがさっぱり届かないので、やむなく邦訳を読み始める。イスラム紀行 (上)作者: V.S.…

Beyond Belief読了

最後のマレーシア編は、二つの世界を生きるschizophrenicなマレー人の話で終わる。ナイポールさんのとりあえずの結論ということか。 この人のインドものを読まないといけないようだが、土曜日までに本が手にはいるかどうか。

続き

パキスタン編はなかなかすごい。パキスタンへの罵詈雑言。イラン編よりも斬り方が大胆というか。なんでしょう、やっぱりインドを多少なりとも擁護したいということなのだろうか。いや、それならそうでもいいのだが、書き方がよく言って大胆、悪く言えば煽り…

Beyond Beliefを読む

今週末にポストコロニアル研究会@白百合女子大でコメンテーターをやるので、三連休中はすっかりだらけてしまったツケを払うべく、昨晩からせっせとBeyond Beliefを読んでいる。まだインドネシア編とイラン編しか読んでいないが、つまり半分しか読んでいない…

2000年6月25日までデータを移転した。

書評、他

若島さんの書評 http://www.wombat.zaq.ne.jp/propara/articles/078.html 『毎日新聞』に掲載された新訳『闇の奥』関連記事 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060630dde014040080000c.html ジョセフ・コンラッド:『闇の奥』に新訳 翻訳…

2000年5月13日までデータを移した

ちょっとイイ言葉

最近すっかり2chのようになってしまった「仮研」だが、こんなカキコを発見した。これ典拠があるのかな?(グラムシさん、じゃないよなw) しかし、これをイイ!と思ってしまうほど荒れ放題な「仮研」。いや、連日6時間以上の会議で私の心が荒れ放題なの…

時効

http://blog.muzik.gr.jp/junya/main/archives/cat_mixtura.html

拙著続報

(1)『論座』に成田龍一さんの書評が掲載されたようです。 (2)『英語青年』8月号に中村敬さんの「批判」(第4章の中野好夫論、特に「恭順蕃人」ネタ)が掲載されています。 私の基本的な考えとしては、「私は、「恭順蕃人」という訳語にはこれこれこういう力…

支部HP続々と

http://kansai-elsj.hp.infoseek.co.jp/ http://home.hiroshima-u.ac.jp/phoenix/chusi-eng/ http://kyushu-elsj.sakura.ne.jp/ http://www.elsj.org/gakushu/ そしてこれ。 http://www.elsj.org/kanto/関東支部のHPがぶっちぎりでsimpleですね。作っている…

7月22日はナイポールの日

イスラム再訪〈上〉作者: V.S.ナイポール,V.S. Naipaul,斎藤兆史出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/01/30メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るイスラム再訪〈下〉作者: V.S.ナイポール,V.S. Naipaul,斎藤兆史出版社/メーカ…

王さんの復帰を心から願う

王監督、胃の腫瘍手術で休養へ 2006年07月06日01時30分 プロ野球ソフトバンクの王貞治監督(66)が5日、胃の手術のため休養することを表明した。福岡ヤフードームで行われた西武戦後に記者会見し、「胃の検査をしたところ、手術をしなければならない腫瘍…

引き籠もる

7月第一週末までは事実上土日もクソもない。採点だけならカルタイ@下北沢行って映画でも観てくるんだが、筑波は週明けから夏休みで、採点他業務がこの時期に集中するので、やむを得ないということか。 「筑波の二年目は火だるまですよ」と去年赴任した同世…