拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

地震

つくばでは震度3くらいですかね。都内、特に神奈川方面の方は大丈夫ですか?

ロブ=グリエ

Alan Robbe-Grillet, 'La Plage' (The Beach) を再読、いや再再読?何回目かよくわからん。昔、院試の時に泥縄でやったフランス語(そのときはカミュさんのエッセイを使った)でも読めた短編。なんたって英訳付きだから読めるのだ。↓のペーパーバックに入っ…

校正

『フィネガンズ・ウェイク』の注釈を校正するというのはけっこう大変だとわかった、校正稿〆切の今日の日。なにぜ原稿をぱっとみて正誤を判断できないからなあ。 筑波大は今日で夏休みが終わりです。原稿〆切日をにらみ、せっせと書類を書き、授業の準備をし…

『ガリヴァー旅行記』

はまぞうではまだ出ませんが、ミネルバ書房から出ている「もっと知りたい名作の世界」シリーズ、『ガリヴァー旅行記』を、Oさん@東京学芸大学からお恵みいただきました。ありがとうございました。 ん?自衛隊機か?イヤにでかい音のプロペラ機が上空をすっ…

新潟本

訪ねる歩く発見する 新潟地図ウオッチング作者: 鈴木郁夫,赤羽孝之出版社/メーカー: 新潟日報事業社発売日: 2006/03/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る駅ビル地下の本屋(文信堂)で他2冊と一緒に購入。これは、国土地理…

サイード翻訳

人文学と批評の使命―デモクラシーのために作者: エドワード・W.サイード,Edward W. Said,村山敏勝,三宅敦子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/08/23メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (29件) を見る近日中に画像も出るでし…

デミオ(9歳)、退院

この車で新潟に行くことにする。10マソかかると言われていたのだが、7マソですんだ。*1 レンタカーでカーナビ付きの新しい車を借りて乗るっていうのもいいかなとも思うのだが、ディーラーさんから家まで乗ってきたら、やっぱり自分の車が乗りやすいですよ。 とい…

ギルロイ翻訳

『ブラック・アトランティック』の翻訳が出るみたいですね。「ウラゲツ☆ブログ」をご覧下さい。当然買います。

ブログ二つ

http://d.hatena.ne.jp/rento/ 話題のブログ。みんな読んでるんだろうな。 http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/ 『闇の奥』新訳のブログ。読みごたえあり。

筑波イギリス文学報告

書こうと思ったら、もう報告がうpされていた!仕事はやいですねー。http://d.hatena.ne.jp/toshim/20060825 私のコメントの一つは、「炭坑夫の生活や争議を題材にした小説なり詩なりはないのか」というもの。私は恥ずかしながらさっぱりしらないのだ。とい…

私の「問題」続き

とりあえずTVの故障ではなくて、ケーブルテレビの一時的不調だったようで。よかった一安心。 新田さんの「ポスト身体への展望」から。読んでアタマがスッキリするが、結局スピヴァクさんやバトラーさんを読まねばどうにもならんという気にさせられる論文だな…

ナウカ書店

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2006/08/22/20060822dde007020064000c.html 楽天みたいな電子専門書店モールとかできればなあ、そしたら専門知識豊富な店員さんも仕入れ&「ウラゲツ」ブログ的オススメ情報発信専従でやっていける…

食卓談義!

食卓談義のイギリス文学―書物が語る社交の歴史作者: 圓月勝博出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る(この方のおかげで次回関東支部の会場が東京駅から近くなった)Mickeyさんからお恵みいただきまし…

メモ

昼は新田さんやスピヴァクさん。夜(あるいは朝)は『闇の奥』三種類の訳を読む、読む、読む。 新田啓子「亡霊を待ちながら──アメリカのデリダ」、『現代思想2004年12月号 緊急特集=ジャック・デリダ』 新田啓子「ポスト人間身体への展望──自己愛と暴力のア…

液晶TVも故障?

2年前に買った20インチのシャープ製液晶テレビがどうも調子が悪い。いつものように時計代わりにNHKニュースを流していると、突然画面が消える。電源を入れ直し、配線を確認すると、10秒くらいうつる。また画面が消える。これって内部で接触不良かなんかでし…

「私」を考える

拙著第5章:中島敦さん『光と風と夢』は西洋植民地主義批判→日本植民地主義の肯定。同時に、「私」=スティーブンスンさん(西洋人・西洋植民地主義批判者)=中島敦(日本人・〔 〕)。この〔 〕すなわち「日本植民地主義批判者」を読者に感じさせるテキス…

4対3!

一点差。惜しかった。駒大苫小牧がんばった。しかし今回は早実、というか斎藤君の年だったということですね。よしよし。

根室の事件

去年、『フィネガンズ・ウェイク』について書くために(Finnegans Wakeについて、ではない)根室市をずいぶん歩き回った。もちろん根室港も歩いたし、納沙布岬にも行った。 今回銃撃されて拿捕された舟は貝殻島を越えて領海侵犯、さらに密漁の疑惑もあるわけ…

最後はどうなるか?

イイ試合だ。心臓に悪いよ・・・。

『太陽』

巷で話題の映画なのだが、http://www.taiyo-movie.com/などを見ると、どうもイッセー尾形さんが昭和天皇に激似のような気がする。そういうメイクをしているんだろうが。これ、銀座まで見に行くかなあ。 さすがに『時かけ』を見に行く勇気はないw。あ、いや…

デコンストラクシオン節

蟄居謹慎中の身なので、細見和之さんの「デカンショ節再考」を再読する。この論文は以下の論集に収録されている。今回気がついたのだが、岡真理さんの「私」論文も掲載されているのだった。20世紀をいかに越えるか―多言語・多文化主義を手がかりにして作者: …

駒苫勝利!

甲子園は出場することに意義があるのですっ!と思っていた元道民にとって、駒大苫小牧がまた決勝にまでコマを進めたということは、どうにも信じがたい。私の周囲の道民たちは「もしV3なんてことになったら、今後100年くらい北海道の出場校は1勝もできないん…

また車壊した・・・

本来ならば今ころは青学にいるはずなのだが、また車をぶっ壊して、その後始末でアウト。 家の裏に車を入れようとしたら、車のタイヤが何かに乗り上げた気がする。で、よいしょっとアクセルを踏み込むと(このとき後ろを確認していなかった)、ガスメーターに…

8月25日、金曜日です。

2006年度例会のお知らせ 日時…2006年8月25日(金)午後2時 場所…筑波大学人文・社会学系棟B516教室 (変更されました) 発表タイトル… 研究発表 「P. B. シェリーのオジギソウにおける “sensitivity” と“animal electricity”」 (仮) 報告者 木谷 厳 (筑波大学…

帯広関係リンク

もちろん『帯広市史』(旧・新)をもう一度読み、『大正村史』(筑波大中央図書館には×)、『芽室町五十年史』(1952年、○)も読むわけなのだが、ネットでも結構情報が手に入りますね。学術論文を書くつもりではないのなら、引用はネットからでもいいかもしれ…

一日一冊(ウソ)

アーキペラゴ―群島としての世界へ作者: 今福竜太,吉増剛造出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/06/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (20件) を見る

見逃したorz

朝から『棗椰子』を読んで疲れ、朝から首相の靖国参拝をテレビで観て疲れたので、高校野球を観ていたのです。常総学院が速攻で負けたので、駒大苫小牧を応援していたのですよ。 で、今日の試合、序盤で1-6で青森山田に負けていたから「あ、こりゃさすがにダ…

岡さんの「私」

「私、「私」、「「私」」・・・・・・M/other('s) Tongues(s)」、『棗椰子の木陰で―第三世界フェミニズムと文学の力』76〜104頁 読書メモ。 ・引用 (1) 言いかえれば、一見したところ、曖昧さの欠片もないかに見えるその言葉に、私(たち)は、言語本来…

認知論のあと

認知物語論とは何か? (未発選書)作者: 西田谷洋出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る著者からお恵みいただきました。ありがとうございます。 今の私はソシュール以降の言語…

サイード翻訳、エンプソン文庫化

http://www.iwanami.co.jp/shinkan/index.html 訳者の一人がid:toshimさんである『人文学と批評の使命』が今月末に出るようですね。まだアマゾンには出ていないようですが。 で、いま岩波のリストをつらつら見ていると、エンプソン『曖昧の七つの型』(上)…