拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

好物=イカの塩辛→ゲラ

実家から届く。これについては私はうるさい。 函館のものだろうとどこのものだろうと、市販ものの99%は人口甘味料を使っている(と私の舌が勝手に判断する)ので、祖母の手作りの塩辛を好んで食べてきた。その祖母も90歳に近いので、もうあまり作らない。で…

好物喰って、さあ・・・

戦いました・・・

参考文献。終章+あとがき。ふう。1章は家に持ち帰る。 2章、3章がヤマだなあ。 ゲラを読んでいると「おお、これが世に出るのか、いよいよだなあ」という感慨と、「ペンを使った修正ってしにくいな」(←だったら原稿の段階でもっと練っておけよ>自分)とい…

戦わなくちゃ、現実と!

というわけで、ようやくゲラに向かう。というか、先週の金〜日って、やはり出張+α疲れでくたばっていたんだよな。 むむ、結構直すべきところがあるな。自分でも今読むとハア?な箇所、当然ながらプロの目から逃れることはできなかったということだなあ。 ・…

「モード性格」論、ゲラと戦う

「モード性格」論―心理学のかしこい使い方作者: サトウタツヤ,渡邊芳之出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る著者の一人Wさんは、私が前の職場でいろいろお世話になった人。「英…

年末年始の読書はこれ!

20世紀英語文学辞典 (CD-ROM付)作者: 上田和夫,渡辺利雄,海老根宏出版社/メーカー: 研究社発売日: 2005/11/11メディア: 大型本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見るこのブログの常連さんには辞書とか事典を全部読むのが好きな人も多いでしょう。…

公募

http://ameblo.jp/kawataka/entry-10006443012.html これは倍率どれくらいになるかな?Kさん、お疲れさまです。

イスタンブールの英文学の先生たちから「パムク×」

という批判をかなり聞いてきました。 "Snow"という小説、1980年代?とおぼしき時期のトルコの政治的動乱を背景に、フランクフルトに20年暮らしていた詩人が出身地のカルスというアナトリアの田舎町(といっても11万人くらいいるようだが)に帰ってきて、スカ…

誰だよこれ作ったのw

http://www.unmannedspaceflight.com/index.php?act=Attach&type=post&id=2541 現場の人たち、たぶんリポビタンじゃ効かなかったと思うな。あれだ、無水カフェインだろ。ま、部屋に新聞紙とか毛布が散らばってないだけマシか。 博論追い込みのころを思い出す…

「はやぶさ」にもうちょっと金かけられんもんかなあ

http://www.isas.jaxa.jp/home/hayabusa-live/ 「議論中」という画像にうつったテーブルの小ささに泣いた・・・。あれじゃウチの院生研究室とあんまりかわらないじゃないか! などと憤慨しつつ、自分のメカフェチぶりに、人工衛星に感情移入する池澤夏樹の「…

大学院の授業、「はやぶさ」どうやら成功

昨日は自宅で仕事。エドワード・サイード (シリーズ現代思想ガイドブック)作者: ビルアシュクロフト,パルアルワリア,Bill Ashcroft,Pal Ahluwalia,大橋洋一出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1…

比較・理論文学会でのお披露目発表

ということなのだが、新ネタはまだ練り込まれておらず、やむなく夏の筑波イギリス文学会ネタ+α(αはほんのすこ〜〜〜し)で勘弁していただこうと思う。イギリス文学会のオーディエンスとは重ならないようだし。 * 学生が、卒業論文の副査のハンコをもらい…

planetary reading

1997年、スピヴァクさんは空の☆を見て、"planetary reading"を思いついたと講演で言っていた。 Globalizationはthe Globeの極限化である。で、この"the" Globeに対抗するために偏狭なidentitarianあるいはnationalisticな文学や文化が称揚されたりする。これ…

ゲラがきた

あひゃひゃひゃひゃひゃ。

「Stupidになってしまった」

今回のイスタンブールでの学会、最後にsurpriseがあった。バグダット大学から三人の教授がやってきて、イラクの子供たち(自分の子供のことを話した女性教授もいた)がいかに悲惨な目にあっているかを熱く訴えていた。アンカラのアメリカ大使館とイスタンブ…

眠いので

HOW THE WEST WAS WONアーティスト: LED ZEPPELIN出版社/メーカー: WEA発売日: 2003/05/26メディア: CD購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (25件) を見るこれを聴きながら期末試験の作問をする。このライブ版の'Immigrant Song'は最強のパフォーマ…

「Stupidになってしまった」

Unlearningの旅

ということになるのだと思います、スピヴァク先生の言葉を借りれば。 いろいろ勉強になりました。 しかし、さすがに今日は疲労困憊。寝ます。 情報等々を下さった方、トルコのみなさん。ありがとうございます。

Dogus Uの英文科の学生がいるじゃないか

学会の受付とか会場係をやっているはずだから、まあ苦学生のための大学ではないっぽいけれど、学生はうろうろしているはず。そういう連中と話をしてこよう。 というわけで、あわてて英語で書いた論文をコピーする。

この小説

Snow (Vintage International)作者: Orhan Pamuk出版社/メーカー: Vintage発売日: 2005/07/19メディア: ペーパーバック クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見るMy Name is Redにしようかとも思ったのだが、もう冬なのでこれにした。 紹介文を読む限…

雑感

・・・外が暗い。気がついたら夕方ですからね、なにもせず一日が終わりました。確か今日は東京堂かどっかで本をあさってくるんじゃなかったっけ? しょうがないので、だらだらと旅行の準備をする。 * 今度の旅行は http://www.dogus.edu.tr/univ/etkinlik/e…

浅田彰、25000円

25万円、ではない。ドゥシャンについて講演してもらって、「予算が25000しかないのです」といわれて絶句した、けど「僕はボランティアだと思っているから」などという話が『ニッポン解散』にあった。 浅田さんのキツイ皮肉(これは水戸美術館で目撃したw)…

憧れと諦め

ジャンヌ・ダルク―歴史を生き続ける「聖女」 (岩波新書)作者: 高山一彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/09/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (24件) を見るジャンヌ・ダルクの処刑裁判&名誉回復裁判記録を邦訳した研究…

二日酔いで書類を書く

のもなかなか、つらい。 しかしビールを中ジョッキで一杯、水割り薩摩芋焼酎二杯で二日酔いとは我ながら驚きである。 最後にアルコール(ビール)を呑んだのは1ヶ月位前?いや3週間前?と思い出せないくらいもう「呑まない人」になっているので二日酔いもし…

学内のHPにリンクされましたよ

http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/kyoin.html さて、同僚の先生方や学生さんが読むことになるのだろうか、このブログ。 * 書類書き&3年生卒論ガイダンス。今日は笑いをとらずに済むガイダンスだったので助かった。 * 呑み会まで読書(というほどのもんで…

会議まで読書の時間

トルコから世界へ作者: 内藤正典出版社/メーカー: 明石書店発売日: 1998/05/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る1996〜7年内藤ゼミ@一橋の学生論文からなる本。 「アタテュルク保護法」というのがあって、ケマル・アタテュルクの肖像画な…

聖林の大関

http://img.photobucket.com/albums/v207/erratic_prophet/ahepburn-desktop.jpg 故人ならもう落胆することないよなあ・・・。 これ、結構うまいと思うのだが。 * 2年生向けのガイダンス。っていっても、私、今年赴任したばかりで空気が読めず、イマイチ学…

とめました

朝の8時半に序章と四章の手直ししたものを京都に送ってから出勤。さすがにバスの中で寝てしまい、あやうく乗り過ごすところだった。マイルス「ファラオズ・ダンス」は眠気を誘う音楽ではないのだが。メタリカにしておけばよかったのか。 * 2chの芸能板を…

どこでとめるか

というのはいつも難しい。原稿などというものは、一日寝て起きて読み直したら、すぐ直したくなるものだ。今日の朝も「序」を直した。きりがない。 というわけで、締め切りというものは大変ありがたい。私は締め切りがないと不安で不安でしょうがない。これが…

クルドのこと

クルディスタンを訪ねて―トルコに暮らす国なき民作者: 松浦範子出版社/メーカー: 新泉社発売日: 2003/03/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見るアンカラの先生がパムクの小説をえらく推薦しているとMさんから教えて…