拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

会議まで読書の時間

トルコから世界へ

トルコから世界へ

1996〜7年内藤ゼミ@一橋の学生論文からなる本。
「アタテュルク保護法」というのがあって、ケマル・アタテュルク肖像画なんかは昔の日本の「御真影」に近いような扱いを受けていると読んで「へえ〜」、「ビルケント大学」@アンカラの学生アンケートを元にした論文があったりして、そうそう3月にはこの大学の先生と話したんだよなー、そうかこんな立派な私立大学だったのか、とか思ったり。
指導教官であり編者である内藤正典のしっかりした指導が行き届いているなと感じる手堅い論文集という印象。勉強になる。
と同時に、先日読んだ松浦範子本のようなインパクトはない。というか、松浦さんが相当無茶なんだよな。