拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『静かな台地』

静かな大地作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2003/09/19メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (21件) を見る火曜日にこの本の解題を授業でやるのだが、あらためて読むといろいろつっこみたくなるところもあるな。アト゜イ・…

町内会総会終了

いろいろ懸案もあったのだが、無事終了。私は会計で、お金の管理だけをやっていればよかったのだが(銀行の営業時間に窓口に何度も行かねばならなかったのは往生したが)、区長さんや副区長さんはあれこれ交渉ごと等々大変だったわけで。 これでしばらくのん…

美しい国

とかどうでもいいが、今度の文科大臣は小学校での英語必修化には反対だそうな。これ(だけ)は賛成したい。

町内会とか

今日でカラーさんの『文学理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)』が終わったりとか。再来週からはいよいよ『ミメーシス―ヨーロッパ文学における現実描写〈上〉 (ちくま学芸文庫)』を読み始める。ドイツ語の原書がそれまでに届くかどうか(これは私が趣味で読むの…

英文ガックガク

「血液ガッタガタ」という曲があるんだそうだ。 http://nabelab.cocolog-nifty.com/nabelab_blog/ 表題のような曲が存在しないものだろうか。たぶんないだろうな。世間での認知度というか人気度は、血液型>>越えられない壁>>英文学だろうから。だからこ…

火だるま

筑波の二年目は火だるまだよと言われたのだが、ああこういうことだったのかと納得しつつある。納得してはいけないのだが。結局、博論を読むという仕事があるわけだ。みなさん、がんばってください。

へろへろ

土日でようやく博論(仮とじ)3本をチェックしつつ読み終わる。大江さん、サルトルさん、芥川さん。どれも好きな作家だが、彼らについての論考をぶっ通し読むと、さすがに疲労困憊だ・・・。 といっているうちに月曜日の朝ですよ。なんてこった。

二つのディアスポラ・アート

9月19日の補足。 授業では徐京植さん『ディアスポラ紀行―追放された者のまなざし (岩波新書 新赤版 (961))』が紹介する文承根さんの作品「活字球」という作品(『ディアスポラ紀行』の巻頭にその写真が掲載されている)と、Mona Hatoumさんの作品、'Home'(T…

雑記

9月20日。人社@蝦蟇油大は水曜日が会議で埋まるのだが、しかし今週の敬老の日の振り替え月曜日授業ということで、朝から夜まで授業と会議で埋まる。しかも暑い。さすがにばてて夜8時に研究室に戻ってみると、10月末の発表会にむけて読まねばならぬ博論が4本…

9月16日。散髪以外はグダグダ。 9月17日。『オリエンタリズム』を読む。 9月18日。町内会総会打ち合わせ。夕方、『オリエンタリズム』第二章読了。ヘルダーさん他のロマン主義的ではあるが「個人」への「同情」がいわば組織化されて硬化していったという示唆…

台風13号

九州、中国地方の同志の方々、どうぞお気をつけて。

何度目かの『オリエンタリズム』再読

終日、読む。今晩も読む。明日も(町内会打ち合わせは除いて)読む。ホント何度目でしょうか?今回は、今考えていることをサイードさんがすでに言っていないかどうかを確認するための読書なので、サクサク読み進めることができるのでした。 私は日本語訳を読…

逝ってきました・・・

液晶モニターで見せられた歯の写真は黒く腐っていた。というわけで神経を抜かれてしまった。これまで虫歯はかぶせものだけでセーフだったのだが、とうとうアウト、というわけなのでした。やはり毎年定期的に歯医者に通って、歯石を削ってもらうべきだった。 …

歯医者予約

http://www.sutoo.jp/clinic/ できたてほやほやの、私のウチから歩いて2分の歯医者。夜は8時まで、休みは水曜&祝日、ということなので予約。わりと評判はいいのだが、どうなるか。日曜の今日、予約が取れたので行ってきます。

コプチェクさん来日

http://d.hatena.ne.jp/toshim/20060916 これはすごいなあ。聞くだけで勉強になるな。ただ、この日って某T北英文学会と重なっていなかったっけ・・・

学会・講演会・研究会の秋

いろいろあるのでHPの表紙に貼っておきました。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/hspstcl/index.htm 9月30日のクッツェーさん講演会は、さすがに聴きに行きたいな、と。

寒くなりましたね

9月14日。町内会関連の仕事を片付け、大学へ。大学院ゼミ。カラーさんの『文学理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)』第6章、ナラトロジーのまとめ。ジュネットさんとかバルトさんが作り上げた体系を、例えばピーター・ブルックスさんの『Reading for the Plot: D…

Kylyn

Better Days レプリカ・コレクション-4 KYLYN (紙ジャケット仕様)アーティスト: 渡辺香津美,矢野顕子,坂本龍一出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2005/04/20メディア: CD購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (28件) を見る起きますた。 会議…

雑記

9月11日。英語二コマ。9/11も5年前、ピンとこない学生もちらほら。 9月12日。二コマ。2限は安部公房「砂漠の思想」の読み。3現は徐京植『ディアスポラ紀行―追放された者のまなざし (岩波新書 新赤版 (961))』第二章、「暴力の記憶」。光州事件と光州ビエン…

書評完成

T編集長に送る。なまら疲れた・・・。会議まで寝よう・・・。

雑記

午前中、町内会の会合。戸数減少による自治会費収入の減少と諸経費猛烈アップによる金欠状態が話題に。道一本挟んだ官舎群がお取り潰しになって民間業者に払い下げになったのを目の当たりに見ている町内会役員としては、わが官舎群の運命を憂えずにはいられ…

期待大

最近、新田さんの論文を読んでいろいろ考えていたので、この情報(http://d.hatena.ne.jp/toshim/20060907)は期待大なのである。

遠いものを愛すること

新田啓子さんの同名論文から。 親密圏は、人間同士の豊かな相互関係を確保する足場であるには留まらない。その修辞性をつきつめていくと、なかば私的領域と同じく閉じられた系として同定されざるを得ない親密圏を、それでもいかにして他なるものと競合する、…

秋休みが待ち遠しい

新学期というのは調子がでませんね。 9月4日:二コマ。調子がでない。 9月5日:二コマ。夜飲み会。体が痛い。 9月6日:早朝〜正午で書評草稿完成(週末まで寝かせる)。会議+卒論中間発表調整。 今日:自動車通勤の手続き。台湾からSさんの赴任挨拶状が届く…

残念無念

某MLにて残念無念なニュースが流れたのだが、ちょうど今日この本が届いたのだった。Immigrant Acts: On Asian American Cultural Politics作者: Lisa Lowe出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 1996/11/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2…

ワラタ→思案

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/3974/1146884157/179-184 私のHPのリンク集、罠ではないのだがw・・・しかし半年以上更新していないし、特に「英語教育関係」は帯広時代に自分がしょっちゅう訪問していたところをペタペタ貼り付けて作ったもの…

Postcolonial Melancholia

Postcolonial Melancholia (Wellek Library Lectures)作者: Paul Gilroy出版社/メーカー: Columbia Univ Pr発売日: 2004/12/31メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る書評原稿を3分の2ほど書き、明日からの授業の…

ウェントさんの小説

自由の樹のオオコウモリ―アルバート・ウェント作品集作者: アルバートウェント,Albert Wendt,河野至恩出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る中村和恵さんが積極的に紹介してい…