拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

だいぶマシになりました

おかげさまで回らない首が少し回るようになり、だいぶ楽になりました。 昨日は午後いっぱい「博士論文4000字梗概発表会」だったのだが、中野重治さん論のSさんが「日本人(中島敦さん)が朝鮮人を代弁できるのか?」という問題を中島の初期植民地小説に読み…

首が回らない

土曜日は成蹊大学で「ティーチ・イン沖縄」が開催、MLでの情報だと相当盛り上がったようで何よりである。 実はこんな事を書いている場合ではなくて、私も本来その場にいなきゃならないはずだったのだが・・・実は金曜日、所用で東京からつくばへ帰宅したあと…

書評

立命館のNさんが拙著を『京都新聞』(5月21日)で書評して下さいました。「ファシズム時代、知識人は非力だった。しかし非力ななりに戦った知識人の足跡を追うことなしに、非力なことでは同じ穴のむじなである私たちもまた、とうてい時代と渡り合うことなど…

〈帝国〉化するイギリス

「帝国」化するイギリス―17世紀の商業社会と文化の諸相作者: 小野功生,大西晴樹出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2006/05/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る著者のお一人Mickeyさんからご恵贈いただきました。ありがとうご…

ジンギスカン・キャラメルの悲劇

おいしくしたら売れ行き半減 ジンギスカンキャラメル 2006年05月24日09時57分 「まずさ」が評判を呼び一躍ヒット商品になったジンギスカンキャラメルの第2弾が登場した。ところが「おいしさ」を追求してしまったため、売れ行きは半減。仕入れ業者も、味の突…

大声

授業時間が始まっても教室の外がうるさいので、自分でも吃驚するくらいの大声で怒鳴ってしまった。むろん騒いでいた学生は静かになったが、教室内の学生がひいてしまった・・・。こういうときは静かに注意して、あとは放置プレイでいいのに・・・。

英文学会のこと

については以下を参照してください。 http://d.hatena.ne.jp/toshim/20060520 http://d.hatena.ne.jp/shintak/20060521*1 以上の記事とコメ欄を読んだら、私が特に書くことはなくなってしまったような・・・。 去る火曜日に筑波の院生Kさんとド・マン『美学…

民団と総連が和解

昔、宮崎学さんが自身のHPで南北の統一は民団と総連の和解からやるしかないだろと書いていたのを記憶しているが、とうとうそれが実現するわけだ。これは大きなことだ、と今日の授業で語るつもりだが、うまく語れるかどうか。 「在日本大韓民国民団」(民団)…

物質なき唯物論

ド・マンのいう「物質性」がイマイチ分からないというKさんと一緒に小一時間カント『判断力批判』における「実際に目の眺め(Augenschein)が示すままに」について考える。この単語には、Augen(眼)+Schiein(見かけ)、すなわち「目に映った見かけ」とい…

高校偏差値

ちょっと事情があってこんなページを見ていたのだが(なんて書くと、もうなんの仕事をしているかバレバレという気もしますが)、驚いたのは北海道の高校の偏差値。 札幌の東西南北が上位に入っているのには驚き。いや、南北西はいいんですよ。東と函館ラサー…

毎日新聞の書評

Mickeyさんがお知らせ下さったW先生(若島正さん!)の書評はこれです。↓ http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/archive/news/2006/05/14/20060514ddm015070072000c.html 4章や、特に5章の「推理」が面白い、と書いた下さったのはうれしい。 これは…

読んでもワカラン

On Late Style: Music and Literature Against the Grain作者: Edward W. Said出版社/メーカー: Pantheon発売日: 2006/04/11メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る結構前に買った本なのだが、読みかけてはやめ読みかけては…

備忘録

仕事するぞ仕事するぞ仕事するぞ仕事(ry>自分 ○5月16日午後:イギリス文学院生Kさんとド・マン『美学イデオロギー』における「物質なき唯物論」について小一時間考える←宿題:上野訳&宮崎裕助「物質なき唯物論の未来──ド・マン『美学イデオロギー』」、…

燃料

某日記から拾ったネタ。こういうのを国辱というのではないだろうか。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~mcpmt/Liberation20060424.html 保守でもいいけど、せめてド・ビルパンさんくらいの人が都知事にならんかなーと思う私。多くの東京都民はサルコジさんみたい…

タイトル

http://www.jimbunshoin.co.jp/mybooks/nbt.htm 拙著のタイトルが「帝国日本の英文学」に変わってしまった!ありゃりゃー! ・・・などとアフォなことを書いておりますが、本当にお世話になりました。>Iさん

イベントの予定

整理してみました。○5月20〜21日(土〜日曜日):日本英文学会年次大会 http://www.elsj.org/○5月27日(土曜日):ティーチイン沖縄「抵抗の歓び:音の力、カラダの力、ことばの力」 http://d.hatena.ne.jp/toshim/20060509○5月27日(土曜日):ポール・ド・…

愛徳華・薩依徳(中文ではこういう表記になる)

http://www.eslitebooks.com/cgi-bin/eslite.dll/search/book/book.jsp?idx=1&pageNo=1&PRODUCT_ID=2611211716000 この本も含めて、台湾からクロネコヤマトで本が届いた。 ついでにウラゲツ・ブログで以下の本が出ていたことに気がついた。エドワード・サイ…

日本近代文学会

http://wwwsoc.nii.ac.jp/amjls/ 5月27〜28日に、お江戸の白百合女子大ですって。28日のシンポに私の知人が数人登場ですね。行くか。 英文学会@中京大学は20〜21日だから大丈夫。

ちょっといい話

が届いて、少し気持ちが晴れたというか。ほっとしたというか。 * 昨日は10時半に就寝、今朝は4時半に起床という睡眠障害らしくない?生活になっているのだが、さすがにこれだけ早く起きるとすることがないので予習のやり直しということで中村さんの『キミハ…

ご説明

昨年11月にイスタンブールへ旅行にいったことをこのブログで書きました。そして、現地でCさんにとてもお世話になったこと、そして彼のことを激励するような記事を書きました。 このブログのコメント欄をチェックしていらっしゃる方は気づいたかもしれません…

デミオ納車

http://plaza.rakuten.co.jp/hspstcl/diary/200605060001/ 蝦夷地の人間としては、デフォでエアコンがついているのが(わかってはいるけど)驚きであった。 のだが、実際に近所を乗り回してみてわかった。これデフォでなきゃヤバイ。今日は天気が良かったの…

「週刊読書人」の書評

編集部から現物を、人文書院のIさんからはコピーを、送っていただきました。ありがとうございました。 評者は長山靖生さん。きっちり拙著の内容をまとめてくださって(市河ネタとコンラッドネタが特に取り上げられていた)、最後にこれはちょっとした「冒険…

のっぽさん=ジミー・ペイジ

さすがにくたくたになって成田から帰ってきてTVのニュースをみると、「できるかな」ののっぽさんが歌っている。「のっぽさん=ジミー・ペイジ」という昔からの馬鹿ネタを思い出した。http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1112750549/ さてさてほほ…

「分館」

昨日、故宮近郊某大學のWさんに教えてもらったので、今日はここ↓に行くのです。 http://www.ntl.edu.tw/index.htm 規模も中身もどうみても「分館」ではないのだが、政治的理由で「分館」というわけですか。この国は難しいなあ。

備忘録

(1)英文学制度批判が「制度」になる、あるいは既存の制度に組み込まれていくさまを検証する。 (2)『帝国に本』から北海道版「要塞都市」へのつながりを自分の中でどう決着させるか。理論的につめていくのか。それともえいやっとやっちまうのか。 * 誠…

みなさん、ありがとうございました

台中と花蓮のみなさん、ありがとうございました!