拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

クルドのこと

クルディスタンを訪ねて―トルコに暮らす国なき民

クルディスタンを訪ねて―トルコに暮らす国なき民

アンカラの先生がパムクの小説をえらく推薦しているとMさんから教えてもらったあと、どうもノーベル賞候補だったらしいパムクがアウトということになった。で、この小説家がトルコ国内でも毀誉褒貶にさらされているということもわかった。しかし、実はなにが問題なのか、具体的にわかっていなかった。しかし、この本を読んで、要するに「戦争」やってるのだということがよくよくわかった。
で、私は、こういう国に「英語文学」を探しにいくのだということだ。ほんのちょっとの期間だけれど。
自分の仕事は2時間で切り上げ、昼飯あとについつい読んでしまったのが、結局最後まで読み切ってしまった。でも、いいや、これは大事な本だ。