拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

Richard Bona, Munia: The Tale

MUNIA-THE TALE

MUNIA-THE TALE

23日分にいっぱい書いたので、22日の所にカキコ。
以前ボナさんの『レヴランス』をここでも紹介したのだが、今はこっちのCDをソニーウォークマンに落としてヘビーローテーションで聴いている。
例によって言葉は一曲フランス語の曲を除いてさっぱり分からないのだが(歌詞カードにも英訳や日本語訳がない)、しかし歌声も美しく、何より曲がよい。ザヴィヌル・シンディケートのポップス版?しかしシンディケートのヴォーカル曲よりも完成度が高いな。
ジャズ好きとしては、ヴィニー・カリウタさん(ドラム)、ケニー・ギャレットさん(ソプラノ・サックス)、ジョージ・コリガンさん(ピアノ)、ボナさん(ベース)の④Painting A Wish: Tribute To Milesが極めてシンプルで美しく、聴き惚れる。⑧⑪も同じ路線のヴォーカル曲で◎。
最後の⑫は、ジャコ基○外が多い日本人向けボーナス・トラックで、パストリアスさんの『Word of Mouth』3曲目、Liberty Cityのライブ版。この曲もシンプルなメロディーの美しい曲で、途中でベースがリズムとメロディーの両方を担当するところがあり、これはいかにもジャコ節で、高音部で軽くプンプン、ペレレレーと歌うようにベースを響かせるのがキモだと思うのだが、さすがにボナさんは『Jaco Pastorius』を三ヶ月で習得した!というだけあって、ほぼ完璧にジャコ節で弾いておりますね。すんばらしい。