拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

〈私〉のhistories

来年は「北海道」ネタでかなりの作品が出てきそうだ。
2004年末に池澤夏樹『静かな大地』が親鸞賞を受賞し、2005年1月に『北の零年』が公開されるのがきっかけになるような予感。
飛行機ヲタ&仮想軍記モノの鳴海章@帯広も北海道モノに取り組んでいる。
また、今日の『道新』を読むと、海道龍一郎という札幌出身の小説家が「最後のライフワークは北海道史をテーマにした小説を書くこと」(『道新』12月26日、日曜版6面)とインタビューに答えている。
私も何か書きたいという欲望を抑えかねている。
まだ準備は出来ていない、という気持ちはある。
しかし、池澤さんや佐々木穣さんのように、膨大な資料を読み込み、乾坤一擲の作品を書く、というスタイルに固執する必要もないのかも、と最近少し思う。
あるいはこまめに「シャモとしての読書日記」を書くとか。