拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

香山リカ『〈私〉の愛国心』(ちくま新書、2004年)

生きづらい<私>たち (講談社現代新書)

生きづらい<私>たち (講談社現代新書)

<私>の愛国心 (ちくま新書)

<私>の愛国心 (ちくま新書)

生協に並んでいたので衝動買い。
後者のあとがきをちらっとみたら、「私たちは〈私〉の問題を真剣に考えてこなかった」「〈私〉の問題が、逆に公へと人々の関心を向かわせる」云々とある。そうだろうな。
道産子のリカちゃん、ガンバレ。『道新』の連載、読んでますよ。
ところで、先日読んだ佐藤良明『ラバーソウルの弾みかた』が、ナルシスティックだと自他共に認める文体で〈私〉について考えながら、60(〜80)年代という〈時〉=〈進化〉(=〈歴史〉)について考察していたのはさすがだと感嘆。

ところで、こんなブログをみていただいている皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、画像を一つ。
http://stalin3.web.infoseek.co.jp/2mc/gallery/3rd/048/00.jpg