拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

のどがつぶれたっぽい、博論3本

先週からヤバかったのだが、今朝目覚めたらのどがとても痛い。学校行く前に医者いっておいた方が良さそうだな・・・。
1月12日と14日は、合計三本の博士論文の審査に関わったのだが、どれも充実したもので、12日のは留学生による魯迅・周作人兄弟による日本語小説の翻訳と中国の文学革命との関係を説いたもの、もう一つは「才人」村山知義の戦前における挑戦(特にジャンル横断のための映画)でして、これは私もここしばらく関わっていたものです。形になってよかったなあ。
14日はアウェイ参戦(?)。豪雨→豪雪の関東平野を横断し、やってきたのは国立でした。審査の対象は英語で書かれた300頁に迫る力作だったので、読む方はかなり根性が必要ではありました。ポー、ボードレールコンラッドCLRジェイムズ、リチャード・ライトジョージ・ラミング、グギ・ワ・シオンゴが一緒に論じてあるというのは「壮観」ではありました。いやあ勉強になりましたです。