拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

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フリーターにとって「自由」とは何か

フリーターにとって「自由」とは何か

私、この本がまだ草稿段階であるころから読ませていただいている。
そのときは帯広在住だったので、もうどうやって知り合ったのか記憶が薄れかけているが、とにかくネット上で知り合った杉田さん(id:sugitasyunsuke)から地方の視点でコメントしてくれないかと頼まれたことがある。入魂という言葉がふさわしい論文だった。
杉田さんからは、畜大の卒業生の少なからぬ割合の連中がフリーターになっていること(これはマジで洒落にならん数字になっている、さすがにここで具体的な数字は出せないが)、アイヌの若い連中が(私が知る限りでも)きわめて厳しい就職状況におかれていること等々、こういうことを念頭にコメントしてくれないか、と。
結局、当時は心身共に最低に不調でさっぱりコメントできず、しかも、しっかりとしたコメントをするためには、本来ならば帯広にしばらく根を張って、
要塞都市LA

要塞都市LA

のような仕事をしなければならなかったはずなのだった。で、結局私は異動してしまったので、「要塞都市帯広」についてもなにも書けず、杉田さんの問いかけに真っ当に答えることはできなかったというわけ。
まあ、こんなわけで、この本にはちょっと思い入れがあるのだった。
みなさん、買って読みましょう。これはかなりな反響を呼び起こすと思う。
それはそうと、私、なんちゅう時間に日記更新しているのやら。