拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

「ただいま」

と、朝一番、研究室に入ったとたんつぶやいてしまった私は決定的にダメ人間であると思われる。

挑戦する英語!

挑戦する英語!

近江さんの新著が出た。私はこの人のずいぶん昔の本、
頭と心と体を使う英語の学び方

頭と心と体を使う英語の学び方

おお、17年も前の本か、これで英語の勉強法を学んだのだった。英米の雑誌をペタペタノートに貼り、辞書を引いて読み込んだあと、三色ボールペン(って私と同じ名字の人がこれで一儲けしましたな)を駆使してレトリックを研究する、というようなこと、小樽時代〜筑波修士時代にけっこうやったものです。
さて、今回の新著は今日の『毎日新聞』の広告によれば有名スピーチ集だとのことだが、よくもわるくも精神主義だった昔とだいぶ変わっているかな。届くのが楽しみ。Eさんが某掲示板でほめていたので購入。
目次をめくったらシェリー論"Masks of Anarchy: Shelley's Political Poetics"があるじゃないの。こりゃK君に見せないと。
ただ、自分でじくじく読むかというと、どうかな。
第一章は"Imagi-Nation: The Imagined Community and the Aestetics of Mourning"というわけで、バーバの有名論文"DissemiNation"とアンダーソンを読んだ人は誰しもが思いついたタイトルの論文を書いちゃうというあたりは、ん〜生真面目に的を狙ってはずしちゃうタイプの人なのかなとか勝手に予想してしまうわけなのだが、どうでしょうか。