拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2004-03-15から1日間の記事一覧

寄贈

筑波大の院生、笹沼俊暁さんから博士論文「近代日本と「国文学の諸相ーー1920〜40年代における「国文学」研究の言説をめぐって」のファイルを送って頂きました。ありがとうございました。

アーニャ・ルーンバ著、吉原ゆかり訳『ポストコロニアル理論入門』(松柏社、2001年)

実に久しぶりの読書。入門としては少し高度か。結論は次のようなもの。 サイードの『オリエンタリズム』も、フーコーやデリダの方法論と、グラムシの社会改革への意志とを無理に組み合わせようとするものだとして、似たような批判にさらされてきた。批評家の…