拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2004-05-12から1日間の記事一覧

ハルオ・シラネ&鈴木登美『想像された古典−−カノン形成・国民国家・日本文学』新曜社、1999年

さらさらと読んでいる。自分でもこういう博論を書いてしまったので、強い既視感があって、をっ!とひっかかるところがあまりない。あえて言うと鈴木登美論文で、マシュー・アーノルド流の文学(文化)理論が坪内逍遥『小説神髄』(1885年)のバックにあ…