拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

ベネディクト・アンダーソン来日

岡山のNさんからのメールによると、来年ベネディクト・アンダーソン!が来日するそうだ。法政大学の川村湊さんが研究会をやっていて、そこで呼ぶということらしい。うおおぉ。これは石にかじりついても論文を書かねばなあ。お蔵入りの岡倉論を練り直すか。でもその前にベンヤミン→ド・マン→バーバの「翻訳論」にも取り組まねば(浅田&島田『天使が通る』収録のヴェンダース論の後半に、いつもながら明快な浅田氏による解説がある。比較文学会でやる「翻訳論」の基礎テクストとしてお薦めしたい)。なんだか久しぶりにやる気が出てきた。

天使が通る (新潮文庫)

天使が通る (新潮文庫)

それはそうと、今朝の帯広はマイナス5.7度(ちなみに06/01/00早朝はマイナス16度であった、07/01/00)、郊外の稲田町はたぶんもっと低いだろう。ハッキリ言って寒い。
(追記:Nさんからの情報によると、アンダーソン来日の受け皿となる研究会というのは、かなり昔からやっているプロレタリア文学関係の研究会だそうで、川村さんは必ずしも中心的なメンバーでもないとか?「ポストコロニアル」だ、「ナショナリズム」だと意気込むのはちょっと違うのかもしれない。いずれにせよ詳細はまだよく分からない。07/01/00)