拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

ヤマトは全然ダメだ・・・+α

昨日の夕方、松本作品ということで劇場版『ヤマト』(1977)を観たのだが、絵もテーマも全然ダメ。体が受け付けないという感じ。小学生の時は『999』よりも『ヤマト』に熱中していたはずなのだけど。
いきおいで昨晩夜中に『さよなら銀河鉄道999』も観たが、惑星大アンドロメダでの「命の火を抜き取る工場」がもろにアウシュビッツなのには参った。いや、テーマはこれでもいいのだが、なんというか『スター・ウォーズ』のもろパクリ展開でこの重いテーマをやって欲しくなかったという気持ち。
新城さんの『沖縄文学という企て』を再読。星野さん(11月9日付け「日記」)http://www.hoshinot.jp/diary.htmlの言うところの「小説」が新城さんにとっての「沖縄文学」なのだろう。ただ、なんというか、私の目指している文体とは違うような気がする。もっと静謐な(という形容詞もオカシイが)文体でラディカルなエッセイを書きたいという思いが私にはある。そしてそれは「日本語」でなくてもいいのだ。