拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

松本零士『男おいどん』第6巻(講談社KCコミックス、1972年;1980年)

今、全巻セットは入手しづらいようなので、とりあえず届いた分だけ。おいどんの下宿って、筑波の院生だったころの私の部屋そっくりだ(さすがに私は布団、テレビ、冷蔵庫はあったけど)。下宿のバーサンじゃないが、自業自得だが哀れな苦学生(←じゃなかった、元祖「フリーター」ですね<11/19記>)、大山君がなんとかなってほしいと泣きたくなるよ・・・と読者に思わせる松本零士はやはり(このころは)泣かせるテクニックを見事に駆使できる優れた漫画家だったのだ。