拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

佐藤良明『これが東大の授業ですか。』(研究社、2004年)

今日は午前中授業がないので、後者をぽつぽつ読んでいる。『英語青年』12月号の「アジビラ」(だろうなあ、あれ)も思い出しながら。
「東大」という看板というのは重いのだなとしみじみ思う。おまけに先輩が富山・高山となるとそりゃヤケクソになるわな。でもヤケクソでシステムを作ったんだから、やっぱりスゴイや。
でも、地方国立大の語学教員としてこの本を読むと、人的物理的な「圧倒的な非対称」(中沢新一)を感じたりするわけで、かなり落ち込むわけなのだった。
いや、個人プレーなら、私ですらも、学生を煽り学生から煽られという英語の授業もある程度は出来ないわけじゃない。柴田さんのように700人の翻訳を3日3晩で添削するほどはできないにしても。でも、システム構築は・・・。