拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

オタクの感覚

正月休みはコンラッド密偵』(1907年)の土岐訳(素晴らしい)を読み、コンラッドって変態だなと再認識。そこがいいのだが、時に反吐もでる。
そのあと、ゆうきまさみの作品を結構読んだ。『究極超人あ〜る』(正直つまらん&萌えマンガなのだろう)。『機動警察パトレイバー』(かなり楽しめた)。<ここまでは実家の押入から発見。『鉄腕バーディー』(絵が変わったなあ&バーディーがラムにしかみえん)。<本屋で一気買い。
松本零士のアシが新谷かおるで、新谷かおるのアシがゆうきまさみだったことにいまさら気が付き、自分が小・中学生のころずいぶん松本系のマンガ&アニメにはまっていたことにちょっと驚く。(新谷かおるも『ファントム無頼』『エリア88』『ふたり鷹』が実家の押入の奥にあった(苦笑))
もう一点。ゆうきまさみを読み返して、同じスラップスティックなギャグ漫画にしても『あ〜る』(1985年〜8年)と鴨川つばめマカロニほうれん荘』(1976〜80年)では全く違うのににも驚いた。
もちろん年代も線も絵も違うわけだが、なんだろうな、この差は?と考えていたのだが、この差の感覚がずいぶん前に話題になった「オタク」や「萌え」ということなのかとテキトーに結論し納得する。