拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

ゆうきまさみ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』(小学館文庫、2004年)全14巻

実家に単行本があるのだが、昔の本を郵送してもらうのもめんどくさいので文庫本を購入し、昨晩一気読み。(しかし逃避だこれは。)
宮本輝優駿』といい、このマンガといい、古典的な青春モノだねえ。
それはそうと、醍醐悟(久世駿平のライバル)は獣医学部→獣医見習いの学生という設定になっていて、四男だから「このままだったら犬猫病院の開業かな」とかいうセリフがあって、ということは醍醐ファーム(<社台ファーム)の場所から考えて北大獣医あるいは酪農学園の学生という裏設定なのかなとも思ったのだが、後半になると家業を手伝って馬を見ているので、大動物相手の獣医なら畜大獣医出身ということなのかなとも思ったり。(後記:札幌にマンションがあるらしいのでたぶん北大獣医なんだろう。)
ついでに、無謀にも21歳そこらで「できちゃった婚」→大検→獣医を目指す久世駿平も、裏設定的には畜大獣医なんだろうなと思ったり。ただ、静内町から帯広市に通学はまず不可能なので、親子3人で大空南町か稲田町のアパートに暮らしながら6年間勉強するのだろうな、若いのに大変だなあ、学務課さん、ウチの大学の空いた官舎貸してあげてよとかアホなことも思ったり。
ウチの大学、もしこのマンガの連載中に法人化していて広報部があったら、いろいろタイアップ企画とか考えて、度会たづな(31歳@後日談)執筆の「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」第二部、「キャンパス・ライフ編」とかを実現させるように工作したんじゃないかとも思ったり。
ウチの学生にも、このマンガ読んでいる奴はいるんだろうなあ。