拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

009ヲタ発見

比較文学演習Ⅰのお客さんがどうやら3人に増えそうである。
今日はサイード『文化と帝国主義』、ポンテコルボ監督『アルジェの戦い』、フアン・ゴーティソーロ『嵐の中のアルジェリア』と、なんというかお約束の授業であった。
それはそうと、一人の学生がいやに研究室の中を見ていると思ったら、本棚の上に放置してある石森章太郎サイボーグ009』の秋田書店版文庫全22巻セットと平成版アニメ(人はこれを「平ゼロ」と呼ぶ)のDVD全集の存在に気がついたそうで、聴けば009ヲタなのだという。例の(批判もおおい)校訂版全集が実家にあるというから間違いなくヲタだろう。
20歳位で石森作品ヲタだというのは、2001〜2年の平ゼロの影響なのだろうか。
この作品における人種問題についても論じてもらおうかw