拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

軽く呑んだ割にはちょっと2日酔い&かなり驚きニュース

hspstcl2005-04-30

昨日は東京英文学若手の会に参加してきた。意外な方にお会いできてちょっとびっくり&うれしかったり、私自身の仕事に関わってくる問題−−海外の学会に(でも「海外」ってどこだろう?)「日本」を背負っていくのか、コスモポリタンとしていくのか、それとも第三の(第四の)道があるのか−−について、もちろん「日本の英文学」を翻訳することをやって来た私は以前からずっと考えていた問題だけれども、これは一度理論的に徹底的に考え抜かなければならないなと決心したりと、有意義な時間を過ごすことができた。
そのあと「若手の会」の懇親会は遠慮して、別の集まりの飲み会にでるため新宿へ。ごく軽く呑んで、都立大(断じて「首大」ではない)院生のIさんからいただいたドライデン論の抜き刷り常磐線で読みつつ荒川沖からつくばへ帰宅したが、それでも自宅には昨日の内に到着した。やっぱり関東平野に住んでいると、こういうときは楽だよなあと実感。

そうそう、驚きニュースがあったのだった。
例によって仮研で知った。

ロックギタリスト、NASA有人探査の諮問委員に
【ワシントン=笹沢教一】1970年代に人気を博したロックバンド「ドゥービー・ブラザーズ」や「スティーリー・ダン」でギタリストを務めたジェフ・バクスターさん(56)が、米航空宇宙局(NASA)が今月設置した月や火星への有人探査のための有識者諮問委員会メンバーに選ばれた。
バクスターさんの委員としての肩書は、ミュージシャンや一般代表ではなく、ミサイル防衛の専門家。
バクスターさんは共和党員でもあり、バンドを転々とした後、独学で軍事技術や大量破壊兵器の専門知識を習得し、軍事アナリストに転向。4年前に国防総省の軍事顧問にも就任した。音楽活動は今後も継続する方針だという。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050429i513.htmより引用

ダンの曲、そうだなあ"Rikki Don't Lose That Number"(1974)とか"My Old School" (1973)のソロを愛する私なのだが、別に今更ロック・ギタリストが共和党員でも驚かない。
ただ、驚いたのは、「スカンク」バクスター先生が、軍事ヲタどころか「ミサイル防衛の専門家」「国防総省の軍事顧問」になっていて、しかも「月や火星への有人探査のための有識者諮問委員会メンバーに選ばれた」というのはなあ。
アメリカは月や火星に要塞でも作る気なのか?
ところで。
「ロックバンド「ドゥービー・ブラザーズ」や「スティーリー・ダン」」は、ロックバンド「スティーリー・ダン」や「ドゥービー・ブラザーズ」」の方が時系列的には正しい。ま、有名度では元の記事の順番で正しいんだろうけど。