拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

Donna Donna

細見和之『ポップミュージックで社会科』(みすず書房)を筑波大の書店で見かけたので買った(「はまぞう」、遅い!)。やはりというべきか、ジョーン・バエズがうたったことでも有名な「ドナドナ」論から始まっていた。
この曲、前の職場の英語の授業でも使ってみた。もちろん細見さんがこの本で書いたことの三分の一以下位の背景説明(イディッシュ語ホロコースト、ヴェトナム反戦運動等々)を絡めて説明したのだが、授業後メールでも反応はイマイチだった。18歳の学生だったら反応できないのも無理ないか、あるいは私の説明が下手くそだったのか。