拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

カテブ・ヤシーヌ『ネジュマ』

ネジュマ (越境の文学・文学の越境)

ネジュマ (越境の文学・文学の越境)

はまぞう」もなんとかならんのか、画像くらい出してくれや。
次回10月22日のポストコロニアル研究会@白百合女子大でのテクスト。
さて、フランス植民地時代のアルジェリアを舞台としたテクスト。「ネジュマ」という神秘的な女性の存在、未だ到来せぬ祖国、云々と帯に書いてある。サイード『文化と帝国主義』のカミュアルジェリア=女性という表象への批判を思い出す。さて、どうか。
それはそうと、紀伊国屋書店からフランス語版がまだ届かない。やっぱりアマゾンの方が使い勝手がいいなあ(マイルの関係で紀伊国屋に注文したせこい私にも問題があるが)。