拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

中年です

土曜日はウルフ協会大会@いわき明星大学の「ベンヤミンモダニズム」シンポだけ参加してきた。
講師に河野、中山、三原の三氏、ディスカッサントに高井氏、各氏とも無茶苦茶情報量の多いレジメを持参し、たっぷりお話になって、私はいわきから土浦のスーパーひたちの車内で消化不良のため腹が痛くなった。これ、神経性の胃炎なのだろうか。
河野さんの発表が特にハラにコタエタのは事実。自己批判の問題として聞きました。この問題はどうしても気になる。だいたいド・マンを読んできて(というか教えてもらって)・・・(自己)批判はいいとしても、それが安易な倫理主義に落ち込むというという可能性がある。じゃあどうするか。ド・マンなら脱構築脱構築、あるいは(ジェイムソンならば)「歴史」への展開とかを言っている。それはいい。じゃ、実際どうするの?分からん。困った。・・・そんなわけで私は陳腐な倫理主義になってもいいから、まずは事実の確認とその読みだ!という「決断」をしてこれまでやってきたのだが、ゲラにする直前の著書原稿に手入れをする段階になってきて、次の段階の課題が見えてきて、その大きさが私を圧倒する。
もうね、続きは三原さんとかにやってもらって、酒井直樹さんを超えてもらいたいな。とか書くと、ご本人はいっそう論文を発表されなくなってしまうのかもしれないが。
というわけで、日曜日は寝てました。今日も朝寝坊ギリギリまで寝てました。
しかし、なぜか疲れている。朝起きて、もう疲れている。
オオバコand/orリエータに続いて、「にんにく卵黄」の出番なんだろうか。