拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

すげえ

『植民地幻想』ゼミのため、昨晩はついつい以下の本を読みふけってしまった(といっても前者は序章と4章のみ、後者は〈De-foe〉論のみだが)。

ロビンソンの砦

ロビンソンの砦

ホモ・テキステュアリス―二十世紀欧米文学批評理論の系譜

ホモ・テキステュアリス―二十世紀欧米文学批評理論の系譜

昨晩、これらのテクストのおかげで、私のアタマはよい意味で「既知外」になってしまって、ベンザリン喰らってもあんまり眠れなかったのだった。
私の著書の1章、「済州島のロビンソン」は、済州島でサバイヴァルしそこねた市河さんが『ロビンソン・クルーソー的の自己成型&ねじれを論じたものだが、まだ知らぬ私の本の読者のみなさまには、第1章を読んだあとにはぜひ岩尾さん&荒木さんの著書にとりつかれて欲しいものだと心から願う。特に、若い学生さんにそうしてもらいたい。