拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

2勝1敗

2限。総合文学研究Ⅱ。
1学期のテキストはコレ。

私という旅―ジェンダーとレイシズムを越えて

私という旅―ジェンダーとレイシズムを越えて

履修予定者が先週4人、今週3人、次は・・・。
講義棟の学生のたまり場に「ニコニコ履修相談」コーナーがあったが、昨年3学期、スピヴァクをねっちり講義した私は最悪の評価なのだろうな・・・。
学生と話していて分かったのだが、リブからフェミニズムという大きな流れをほとんど把握していない模様。となると、この本じゃまだはやいか。
3限。比較文学演習Ⅰ。
真・地獄の黙示録 [VHS]

真・地獄の黙示録 [VHS]

かなり脚色はあるものの、原作Heart of Darkness (Penguin Essentials)の無闇に過剰なレトリックというかこけおどしが再現されていて、悪くないとは思っております。ある意味「ヤオイ」なので昼飯食ったあとの学生にはちときつかったか。しかし履修者は8人くらい。確定も6人。2学期に村上春樹と比較するというので客が多いのだろう、か。
4限。専門外国語(英語)IB。
二年生のクラス担任を兼ねた25人のクラス。先週のアンケートでは三分の一くらいが「村上春樹」(英語)を希望、日本作家の英訳の希望者を含めると半分くらいになるので、さっそく得意のこれを使った。
After the Quake: Stories (Vintage International (eBook))

After the Quake: Stories (Vintage International (eBook))

反応は悪くない。しかし、最初がいいと、年度末にへたれる、竜頭蛇尾になるという法則もあるのだったw。さじ加減が難しいですな。