拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

論文の季節

1月14日。
なにやったかもう覚えていない。たぶん予習だろう。
1月15日
3コマ。2月某日に向けての準備。
1月16日。
会議。課程博公聴会2本。いずれも副査として参加。
金牡蘭さんの論文は、私ができなかった「三点確保」(英語、日本語、そしてアジアの言葉〈彼女の場合は朝鮮語〉)を見事になしとげた仕事として、高い評価を受ける。
佐藤憲一さんの論文には、〈トランスアトランティック・トランザクション〉を、例えばイギリス文学史への介入としてやって欲しいなどと言いがかりをつけたが、なにせコットン・マザーさんのテキストの読みなどが抜群に面白い。
よかったよかった。
1月17日。
2月某日に向けての準備で午前中がつぶれる。
午後、中山徹さんの公聴会に参加。これは副査ではないので気軽に聞く。タイトルは「ジェイムス・ジョイスの反美学」なのだが、これ一言ではまとめられんな・・・。
副査として、川口喬一先生がいらっしゃる。お元気そうで何よりでした。「ジョイスを読み始めて半世紀なんだがね」という発言には、さすがに感慨を覚えたものです。

来週の水曜日は卒論発表会(4人)、土曜日は博論公聴会3人(これは副査ではない)、日曜日は学芸大Oさんの公聴会が。アヒャ。