竹村先生の思い出
竹村和子先生(さん、とは書きにくい)が亡くなったという話をFacebookで知った。衝撃的過ぎて、正直仕事が手につかない。
http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20111216-OYT1T00871.htm
もう20年近く前の話、竹村先生が筑波にいらっしゃるとき、人社棟をつかつか歩いている姿が思い出されます。結構学生の名前を覚えてくれなくて(笑)、「頭にチップ入れたいよね」とかおっしゃっていたっけ。
ディコンストラクションをやっているときの授業に無理矢理出させていただいて、えらくみっちり説明してくれたなあ。
お茶大にうつられたあとは、村山さん経由でご活躍の詳細な情報を知ることができた。というか、村山さんと竹村先生の翻訳の進行状況とか、村山さんからの時々の長電話で聞いていたから。
村山さんの「お別れの会」の時ももちろん来て下さった。あのときは私は運営側だったので、あまりお話もできなかった。
最近だと、関東支部でのご講演で夏目漱石の話をされたとき、拙著に言及していただいて(穴があったら入りたいというのはあのこと、でもとても嬉しかった)、お話のあとごあいさつしたら「もっと研究を広げなきゃだめよ」「グラント、ちっちゃいのでもとっていかないとね」と励まして下さった。
悲しいです。
- 作者: 竹村和子
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竹村先生のことについて、ぽつぽつコメントが見あたるようになってきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/professor306/diary/201112160000/
http://d.hatena.ne.jp/heppoko-t/20111217