拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

筑波大学比較・理論文学会連続研究会第3回

あとでかく予定。というか、いつのまにかATOKがBaiduに変わっているのだが、そんな操作したっけ?>オレ
11月6日。吉見さんの、ギアーツ「厚い記述」論争の紹介と、ポストコロニアル批評、新しい文化史、カルチュラル・スタディーズへの流れを「声を出して読む日本語」な研究会でした。ギアーツのエピソードの記述が華麗なレトリックに流れるとき、そこから落ちるものは・・・という吉見さんの文章も結構レトリカルかなあ、と。そこから、YHさんの博論が、芥川の「華麗な」中国旅行記からこぼれ落ちる事者人をせっせと拾っているところなど、この文章における「ポストコロニアル批評」の定義に当てはまるんじゃないか云々(それはそもそも吉見さんの都市論からも出発しているから当たり前なのだが)。
参加者はYH、SRL、U、Saito。