拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

15年

今日の午前中、仕事で家の近くの高校に行って、生徒さんたちの(どれもとても面白い)自主研究の発表の「座長」(要するにコメンテーター)をしてきたのだが、それが終わったあと、「●●(同僚のお名前)をご存知ですか?」と尋ねてきた生徒さんがいて、私は「はい、ずいぶん昔からお世話になっていますよ」と答えたところ、「娘です」と言われて、「…」と、一瞬マジで絶句したのであった。絶句ってこういうことだよなと思うくらいの絶句。●●さんにお子さんが生まれたのって、そんなに昔でもないつもりだったのだけれど、もう15年の前なのであり、その15年という時間が、一人の高校生として目の前に現れたことの驚き。「時間の物質性」などということをふと考えもしながら、とんQでランチのぶりカツ定食を食べてきました。要するに、私自身が年をとって、15年前と5年前の差があまりないように感じるようになったというだけのことでございます。