拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

『佐藤君と柴田君』

火曜日、水曜日は授業がない。久しぶりにのんびりした朝だった。掃除・洗濯してから学校に行くと、事務のKさんから「畜大だより」に掲載する自己紹介の文章の締め切り過ぎているよ、書類も書いてね等々仕事の嵐。やっと原稿を書き上げるともう外は暗い。しかしまだ5時前。しょうがないので、JR札幌駅の本屋で買った『佐藤君と柴田君』の文庫本を読む(佐藤良明と柴田元幸の両氏については今更紹介の必要はないだろう。『ラバーソウルの弾みかた』は必読)。

佐藤君と柴田君 (新潮文庫)

佐藤君と柴田君 (新潮文庫)

案外面白いのだが、しかしビートルズニール・ヤング世代の両氏が「ニルヴァーナ」を新しいものとして書いているくだりなどを読むと、この本すらもう過去の遺物だなと思ってしまう。1999年なのだな、90年代は終わるのだなと実感した次第。*1

*1:学生連中が聴いているというGreendayを知らなかった私も過去の遺物である。[2006年3月14日]