拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

BSE

今日のAsahi.com曰く、

厚生省の中央薬事審議会の特別部会はこのほど、狂牛病に由来するとみられる新型のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の感染を防ぐため、1980年から96年までに通算6カ月以上英国に滞在した人からの献血を受け付けないことを決めた。献血から作られる血液製剤の安全性を第一に考えての措置という。厚生省は、該当者に過度の不安を与えないために、採血にあたる日本赤十字社の職員研修を行い、献血者の制限は来年2月から実施したいとしている。

つまり僕は献血できない体になってしまったわけで・・・、しかし僕が留学したのは1996年9月から1997年7月なので、「1980年から96年までに通算6カ月以上英国に滞在した人」に該当するのかどうか、微妙だ。*1
笑い事ではない。もしヤコブ病がもの凄い感染力を持っていたとするなら、きっと僕みたいな人は例えばHIVポジティブの人たちの苦しみをイヤと言うほど味わうことになるだろうからだ。*2まあしばらく様子を見るしかない。

*1:微妙どころか、今だに献血and/or売血はできない、ことになっている。しょせん自己申告だから。それにしても、イギリス文学者はつくづく穀潰しである。[2006年3月14日]

*2:将来どうなるかわからないが今のところ認知症ではない私なので、HIVへの対処法が普及しているにしてもなお大量のクスリを服用せねばならぬHIVポジティブの人々との比較は適当ではないが、そのまま残しておく。当時の私の不安の表現ではある。[2006年3月14日]