拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

馬場伸彦編『ロボットの文化誌』(森話社、2004年)

ブックガイドがためになった。
上野俊哉『虹のメタルスーツ――アニメという戦場』(紀伊国屋書店、1998年)の存在を(いまさら)知ったので、すぐにアマゾンで注文。
上野さんのディアスポラ論は読んでいたが、98年頃といえば毎日毎日〈英文学〉していたから、アニメ論や押井論まで気が回らなかったのだった。
というか、マンガやアニメを読んだり観たりし始めたのは昨年末からなのであって、これはたぶん15年か20年ぶりくらいなのであって、このブランクは正直きつい、もしアニメを論じようとするならば。
でも私にはその気も能力もないので、とても気が楽なのだ。

追加:
この本の表紙に注目。

ロボットの文化誌―機械をめぐる想像力 (叢書・“知”の森)

ロボットの文化誌―機械をめぐる想像力 (叢書・“知”の森)

これ、つくばの高エネルギー加速研究機構の前段階加速器なのだが、やっぱり(あるいはいまだに)〈つくば〉なんですね。で、今年の秋に「ヲタの聖地」秋葉原とJR常磐新線で直通になると。うーむ。
ロボットならば北九州の方がよかったんじゃないかな。