拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

鉄道の存在

というのは大きいなあと、筑波のバスターミナルそばのホテルに泊まりながら明日引っ越しの荷物が届く準備をしている私は、しみじみ思うのである。
だって、建築ラッシュなんだもの。三井不動産系のマンションがバカバカ建築されている。五輪前のミニ北京だよ(とは母の言)。
8月開業予定の「つくばエクスプレスhttp://www.mir.co.jp/に乗れば、秋葉原から最速45分。そりゃ地価も上がるわな。
一方、私がつい先日まで暮らしていた十勝と北見をつないでいる「ふるさと銀河線http://homepage3.nifty.com/ginga-express/(ちなみに北見峠を越えずに石勝線経由で特急を常時走らせるというプランは改修費がかかりすぎるから無理だと素人なりに思っていた)は、私が帯広を離れる前の日に、来年3月での廃線が正式決定した。地元は沈滞しきっている。元気なのは廃線ヲタぐらいなものだ。
圧倒的な非対称(中沢新一)。

ついでに。
聞けばド僻地の交通機関としてこれまでやってきたはずの「(北海道)拓殖バス」http://www.tokeidai.co.jp/takubus/ですらも銀河線あとの路線に参入するのは二の足を踏んでいるという。「拓殖」バスなんだから、銀河線沿線の元開拓地から撤退して音更町あたりの人口稠密地帯でもうけようとするなら、もう「拓殖」の看板を下ろしてはどうか。
十勝バスよりはマシだけど。