拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

明日(のこと)なんか知らね

Revolver

Revolver

の"Tomorrow Never Knows"が明日の授業のネタなのだが、もう今年に関しては授業評価とかどうなってもいいや・・・。
「先週、ダンのお馬鹿な「菩薩」やったでしょ、あれってあっちの世界にいってしまった人たちをちゃかしているんだよね、で「いってしまった人たち」って例えばビートルズとかいるんだよ、"Yesterday"とか聴いている場合じゃないんだよ」とかいう誰でも言えそうなコメント(+"ecstacy"とか"psychedelic"とかの英語の解説)を用意しているのがちと虚しい反面、学生から意外な反応が返ってくることも期待している。
"Tomorrow Never Knows">"Yesterday"という安易な図式も恥ずかしいのだけど、でも後者だけじゃ大学生を自称しちゃまずいだろという気持ちがあるもので。

それにしても、The Beatles Anthologyの日本語字幕のいい加減さにはつくづく呆れた。例えば、(明日使う予定の)1995年収録の"Tomorrow Never Knows"解説シーンがあるのだが、ここでポールがかつて使ったスタジオで「ここはさ、ダニエル・バレンボイムとかピーター・セラーズとかが使っていたんだけどね」と言っているのに、こうした固有名は字幕に全然入っていない。このアンソロジーDVDを買う人間は、これらの固有名詞を聴いたら分かる歳だろう。
ビートルズの字幕&解説くらいは、しっかり金を出して、佐藤良明レヴェルの人がやるべきだ。