拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

お宮と貫一

柄谷さんを読んでいたら、例のコンドラチェフさん60年周期説を改訂して120年周期云々を言っていて、まあそれはいいとして要は今は産業資本主義から商業資本主義への移行期だということなのだが、120年前のそれを言うために(ちょっと時代はずれるが)『金色夜叉』の話をしていて、お宮さんは自分がどれだけ高く売れるかを一生懸命考えている遊女みたいなもんだ(中略)商業資本主義の一例なのだ、というわけ。まあそもそも高利貸しになった貫一の復讐話だし。というわけで、この読みそれ自体もまあいいとして、なんですか、小説の設定では1月17日に貫一さんがお宮さんをけっ飛ばしたということになっているんですって?(Wikipediaみたらホントだった!)
というわけで、ライブドア崩壊?株価調整の開始?という日にふさわしい(くない)小説なのかも。
http://www.nikkei.co.jp/news/market/
でも、意外と下げしぶってますね、100円ちょっとくらいのsage。デイトレのみなさん、反転を期待/樹海逝き阻止のためLD株とかフジ株とか買いまくっているのだろうか。株はド素人だし『四季報』読む時間もないのでさっぱりわからんなあ。