拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

これでいいのか・・・弐

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

「羊」を北海道ネタで話すつもりが、ロッキード事件児玉誉士夫さんの満州・朝鮮コネクションから「北」の歴史の重要性を講義する羽目に。右翼の話をするならそれなりに準備しなきゃならないんだが、学生さんが「ハア?」な顔をしている今こそチャンスと判断したので、ない知恵しぼって話しました。来週フォローせねば。
ロッキード事件、1976年ですからね、1986年生まれの学生さんじゃわからんはず。だから『羊』の黒幕云々の話も、さっぱりわからんということになるのも当然で(児玉がモデルだと断言したいのではない、もちろん)。
私だって、ロッキード事件、はっきりとは覚えていないわけで。福田赳夫さんくらいからかなあ、総理大臣の顔と名前を意識し始めたのは。
ただ、1985年前後に初めて『羊』を読んだときは、なんか小佐野とか児玉とかという名前は浮かんだ(と記憶するが、捏造された記憶かなあ)。