2006-06-18 読書の日曜日 雑談 『イジー・コラーシュの詩学』を読み続ける。コラージュについての議論で(コラーシュさんも阿部さんも)T・S・エリオット『荒地』を参照されているのは、英文学者にとってはありがたい。とはいえ、『荒地』も読むたびにワケワカンネーと思うんだよなあ。 もう一点。コラーシュさんがおもしろいと思うのは、都市でもなく農村でもなく「(大)都市の辺境」から自分の詩学を練り上げているところ。これをもうひとねじりして「辺境の(小)都市」の詩学がないものだろうかと考たくなる。