拓殖のあと

はてなダイアリーから引き継ぎました。(2018年8月31日)

日本英文学会、1日目

書こうかなと思ったら、こちらにもう書いてあったw http://d.hatena.ne.jp/shintak/20070520
私の印象としては、『感情のカルチュラル・スタディーズ―『スクリューティニ』の時代からニュー・レフト運動へ』の著者の山田さんのお話、とても興味深かったのだけれど、他のパネリストの議論とどう絡めたらよいのか、個人的にはちょっと悩んだところ。あと、ぜひ論文として読みたい『チャタレー夫人の恋人 (ちくま文庫)』論──「アラブ」という言葉とチャタレイ郷に石炭から石油への移行を読み取る云々──を展開された木下さんの「反映論で何が悪い」、読んでいなかったことを後悔した『大英帝国の外交官』の著者である細谷さんの極めて明快な語り口、特に「チャーチルの本、読まなくてもイイです」にはワラタ。

私が参加しなかったシンポや発表についてはこちらを。http://d.hatena.ne.jp/drydeniana/20070520

このあと、院生のNさん、Kさん、筑波系(って妙な表記だが)Nさんと一緒に、三田キャンパスを出てすぐの四つ辻にあるパブで一杯、田町駅前の海鮮料理屋でメシを喰らい、品川の宿舎へGOだったのでした。